尋常性乾癬とは②

こんにちは🐈本日は尋常性乾癬の症状・治療法についてお話します。

どんな症状?

尋常性乾癬では、全身にはくっきりと盛り上がった赤いブツブツが出るような症状が現れます。銀白色で皮膚に粉がふいたような状態(鱗屑)がみられ、そのまわりは直径1cm~数cmの大きさで赤みを帯びています。

好発部位は、刺激を受けやすい頭・肘・膝・お尻です。肥満体型の方は太ももの前側(下腿伸側)など擦れやすい部分にもできやすくなります。約50%の患者さんは、皮膚症状にかゆみを伴います。また、爪が粗く研がれたように変形したり、凹んだりする症状も高頻度でみられます。

 

治療法は?

尋常性乾癬の治療では、薬物療法(外用薬や内服薬、生物学的製剤)や紫外線療法を症状に応じて使用します。当院での尋常性乾癬の治療は、外用薬(塗り薬)から開始します。使用されることのある外用薬としては、ステロイド外用薬や活性型ビタミンD3外用薬が挙げられます。また内服薬としては、ビタミンA誘導体や免疫抑制剤などが挙げられます。

ステロイドのイラスト薬を飲んでいる人のイラスト

2021/04/12

尋常性乾癬とは①

本日は尋常性乾癬とは何か、また原因についてお話します👔

尋常性乾癬とは?

皮膚の表面が炎症を起こすことで生じる慢性の角化性病変のことです。同時に併発する症状に応じて、いくつかのタイプに分かれています。尋常性乾癬とは乾癬のなかでも最も多い病気であり、乾癬患者さんの約90%を占めます。乾癬特有の皮膚症状が全身にみられます。皮膚症状の大きさ・数・形はさまざまで、ブツブツした発疹同士がくっついた大きな病変を作ることもあります。20代~30代に発症することが多く、発症により生活の質が低下し、精神的な影響が生じることがあります。

原因は?

発症には、遺伝要素、環境因子、免疫学的要因が関わっていると推定されています。

(遺伝的要因)

乾癬は家族内発症する割合が高いことから、遺伝的な要因が関与していると考えられています。欧米では家族内発症が40〜50%、日本では4〜5%にみられると報告されています。

(環境的要因)

環境要因として考えられているものは、外傷などの外からの刺激、感染やリチウム・カルシウム拮抗薬などの薬剤、食事内容などです。

(免疫学的要因)

乾癬では、ヘルパーT細胞と呼ばれる白血球の一種が病変部位で免疫反応を起こすことがわかっています。また、IL-17(インターロイキン17)、TNF-α、IL-23という炎症性物質を産生する細胞が炎症に関与していることも知られており、近年それらを抑制する治療法が開発され、実際に効果を示しています。

次回は、どのような症状がでるの?治療法は?についてお話します🌺

2021/04/05

掌蹠膿疱症とは②

こんにちは✋今回は、掌蹠膿疱症の原因・治療法についてお話していきます😄✨

原因は?

掌蹠膿疱症の7割以上は原因不明です。

扁桃自体には症状がなく扁桃から離れた皮膚や関節などの臓器に異常がおこる扁桃病巣感染、過敏性腸症候群、金属アレルギー、喫煙などが深くかかわっているといわれています。全体の2~3割は、扁桃病巣感染、歯周炎、慢性副鼻腔炎や金属アレルギーが引き金になっているといわれています。

また、ストレスがかかることで発症するとも考えられています。

治療法は?

掌蹠膿疱症の8割以上は喫煙者であることがわかっています。そのため、禁煙や節煙をする必要があります。しかし、禁煙のみで治ることはないため、ほかの治療と並行させる必要があります。扁桃病巣感染や金属アレルギーの場合は、病気を悪化させる要素を取り除く必要があります。金属アレルギーであればアクセサリーを取りのぞく以外にも、歯の金属部品の除去や交換も考える必要があります。

そのほかの治療法としては、かゆみに対してはステロイド軟膏やビタミンD3軟膏を使用し、皮疹がなかなか治らなければビタミンA誘導体の内服をおこなうなどの対症療法をおこないます。重症例では、生物学的製剤が用いられることもあります。

是非、ご相談にいらしてください🌼

2021/03/29

掌蹠膿疱症とは①

掌蹠膿疱症とは?

膿(うみ)がたまった膿疱(のうほう)という皮膚の発疹が、手のひらや足の裏などに多くみられる病気です。周期的によくなったり悪くなったりを繰り返すことが特徴です。多くは自然に治るまでは3~7年かかります。膿疱の中には、細菌やカビなどはいないため、接触することで感染することはありません。また、遺伝することもほとんどないといわれています。

どんな症状?

手や足に発症することが多く、最初は皮膚に小さな水ぶくれができ、かゆみを生じます。次第に水ぶくれに膿がたまり膿疱になります。膿疱がかさぶたとなり、最後ははげていきます。かゆみ以外にも関節部分が痛くなることがあります。足の裏の症状などは、水虫に似ているため、自己判断するのは難しいです。
ほとんどが手足への症状ですが、重症になるとすねやひざなどの皮膚へも症状があらわれることもあります。

手の震えのイラスト

 

次回は掌蹠膿疱症になる原因・治療法についてお伝えしていきます😌

2021/03/22

パッチテストを当院でお受け頂けます

◆パッチテストとは

背中に試薬パネルを貼付し、アレルギー反応の有無を調べる検査です。実施にあたっては、注意事項を守りスケジュール通りに通院して頂く必要があります。

結果に影響を及ぼす場合があるため、汗をかきやすい6~9月は検査を避けて頂くことをおすすめしています。

◆検査の種類と金額

検査はシャンプーや化粧品などに使われる香料、松脂、ゴム、金属などの項目がセットになったものを使用します。

検査+試薬代:5780円(受診時には毎回380円の診察代を頂戴いたします)※3割負担の場合

 

検査をご希望の方はお気軽にスタッフへお声がけください。

結婚指輪のイラスト

 

2021/03/15

口角炎とは

口角炎とは

口角炎は、口角に炎症が起き、唇の端が赤く腫れた状態になり、皮がむけたり、かさぶたになったりする病気です。口角炎になると、唇が乾燥する、深く亀裂するなどの症状もあらわれます。会話や食事の際、大きく口を開けると口角が裂けるため、痛みをともないます。

症状

口角の皮膚や粘膜がただれ、潰瘍や小さな亀裂などがあらわれます。少しの刺激でも痛むため、口を開けると痛みを感じ、食事や会話が困難になることもあります。炎症をおこした場所は、赤くなり、かゆみがあらわれることもあります。症状が重くなると、痛みが強まり、亀裂や炎症から出血することもあります。

口唇ヘルペスと間違われることもありますが、口唇ヘルペスであれば、唇の周囲に小さな水泡(すいほう:水ぶくれのこと)ができます。水泡があるかどうかで判断するとよいでしょう。

原因

まざまな原因があります。なかでも多いのは、乾燥と、ブドウ球菌などの細菌、カンジダなどの真菌、ウイルスによる感染です。代表的な原因として、カンジダという真菌類による感染が挙げられます。真菌とは、カビの仲間です。カンジダは身体のなかにいつもいる常在菌(じょうざいきん)です。湿ったところを好み、口の中や消化管、陰部などに棲んでいます。通常であれば、特に害はありませんが、免疫の機能が下がると、増殖し、さまざまな症状を引きおこします。そのため、病気などで身体が弱っている方、乳幼児、高齢者では、カンジダが口角炎の原因になることが多くあります。体質によっても、かかりやすさは異なり、皮膚がもろく弱い場合や、損傷を受けた場合には、口角炎があらわれやすくなります。

また、唇を常になめる習慣、よだれの過剰な分泌、鉄分の不足による貧血、ビタミンやミネラルの不足なども口角炎の原因になります。歯の咬み合せや、化粧品による刺激でおこることもあります。

治療

保湿や痛みを抑えるためのクリームや軟膏を使います。ステロイド軟膏を使う場合もあります。ビタミン剤などが処方されることもあります。

2021/03/08

あかぎれについて②

◆あかぎれの症状

・皮膚表面が荒れ、ぽろぽろとはがれ落ちる
・手や足の皮膚が突っぱるような感じがする
・皮膚上に小さな裂け目ができ、さらにひびわれると赤みや炎症を伴い、痛みを感じる

 

◆あかぎれを予防するには?

・水仕事の際はゴム手袋を着用する

・皮膚を水で濡らしたら、水気をしっかりふき取る

・熱いお湯の使用に気を付ける

・保湿ケアを行う

・部屋の乾燥を防ぐ

・手袋をして外出する

 

当院ではこのような症状に対して、外用薬などでの治療を行っております。
寒い季節のしもやけやあかぎれに悩まれている方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください

毛糸のてぶくろのイラスト

2021/03/01

あかぎれについて①

◆あかぎれとは?

湿度が低下すると、皮膚の水分は次第に蒸発し、カサカサし始めます。乾燥の初期症状として、かゆみを伴う「ひびわれ」が起こり、さらに乾燥が進むと、ひびわれが深くなって角層の下の真皮が破れた状態となります。この状態を「あかぎれ」とよびます。

あかぎれは一般的に寒く、乾燥した冬の時期に起こりがちで、慢性的な症状にもなりやすいと言われています。

◆あかぎれの原因は?

空気の乾燥や、生活の中で水に触れた後のケア方法によって引き起こされる皮膚の水分・油分・栄養不足が大きな原因となります。水仕事のほか、特に冬場は風邪予防のために手洗い・うがいを行う際、洗った手をよく拭かないと、手に残った水分の蒸発とともに、皮膚を保護している油分、さらに皮膚自身が持っている水分までもが一緒に蒸発して乾燥しやすくなります。加えて、手のひらや足の裏は顔の5倍以上の厚さの角層があり、皮脂が出にくいことも、原因の一つと考えられます。

 

手荒れ・あかぎれのイラスト

2021/02/22

しもやけ👣とは

凍瘡(しもやけ)とは?

しもやけは医学的には凍瘡(とうそう)といいます。手足の指先や耳たぶなどが赤色~赤紫色に腫れ、かゆみがあって患部を押すと少し痛みを感じる場合もあります。寒さにさらされることで血管が収縮し、血流が悪化することで起きる病気です。

原因

平均気温4~5℃で1日の気温差が10℃前後という環境で発症しやすくなります。そのため、真冬よりも1日の寒暖差が大きい初冬や冬の終わりに発症しやすく、温暖な地域に住んでいても発症します。近年は家屋の気密性が高くなり、暖房で室内全体が温まるようになっているため、患者数は減っていますが、それでも学童期の小児に多く、水仕事が多い女性などでは大人になっても繰り返すことがあります。

寒さによって手足の指先などの血流が悪くなることが原因で、血流が悪くなった部分が腫れたり、うっ血(血の流れが滞ること)したり、ひどいときには水ぶくれができたりすることもあります。かゆみを伴い、患部が温まったときや入浴などでかゆみが増すことも特徴です。

症状

患部の状態によって大きく2つのタイプに分けられ、患部全体が熟した柿のように腫れて色が赤紫色っぽくなる樽柿型(T型)と、赤く盛り上がって腫れる部分が複数発生する多型滲出性紅斑型(M型)という名前がついています。またT型とM型の中間のものもあります。

どの場合でもかゆみを伴い、「痛かゆい」と表現されることが多いです。症状がひどいと水ぶくれや潰瘍(皮膚が壊れてその部分が深くえぐれたようになる状態)になったり、潰瘍から細菌に感染してさらに悪化したりする場合もあります。

治療

ビタミンEなどの血行促進成分を配合した保湿剤を用います。
かゆみや炎症が起こっている場合には、ステロイド外用剤で炎症を抑えます。

2021/02/15

蕁麻疹について🛁

蕁麻疹(じんましん)とは?

皮膚の一部が突然、蚊に刺されたように盛り上がり、短時間で跡を残さず消えてしまう皮膚の病気です。赤みや強いかゆみを伴いますが、たいていは数十分~1日以内に治まります。原因を特定できるじんましんは全体の1~3割ほどで、多くの場合、原因ははっきりわかりません。原因はわからなくても、抗ヒスタミン薬の内服などによって症状を抑えることができます。

 

原因

特定の刺激(食物などのアレルギー反応として起こる場合や、圧迫などの物理的刺激、発汗など)が原因・誘因となるじんましんと、直接的な原因がはっきりわからないじんましんがあります。1度だけ症状が出たり数日内で治まる「急性じんましん」と、原因が特定できず、1か月半以上、皮疹が出たり消えたりが続く「慢性じんましん」と呼ばれるタイプがあり、後者は数か月~数年にわたって続くこともあります。

じんましんを起こしやすくしたり悪化させたりする因子として、ストレスや疲労、体調不良、かぜなどの感染症、月経などがあげられます。人から人へうつることはありません。


症状
蚊に刺されたような、赤みをもった膨らみ(膨疹(ぼうしん))が現れます。膨疹の大きさはさまざまで、膨疹同士がつながり、地図のように広がることもあります。ひとつひとつの膨疹は、通常は24時間以内に、跡を残さず消えてしまいます。強いかゆみに加え、チクチクする、焼けるような感じがすることもあります。また、じんましんが現れる部位はさまざまで、顔を含め全身のどの部位にも起こりえます。

慢性じんましんでは、夕方~夜間にかけて症状が出たり悪化しやすいことが多く、決まった時間に症状が出る人もいます。

対処・予防法

☝特定の食品で起こる場合は、その食品を避けるようにします。摩擦や圧迫などの刺激で繰り返し出る場合にも、それを避けるようにします。

☝患部を冷やしたり、市販のかゆみ止めを利用することはかゆみの軽減に役立ちます(ただし寒冷刺激でじんましんが出る場合には、悪化するため冷やさないでください)。

☝じんましん自体の治療には、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の内服が有効です。

😌当院ではアレルギー検査の採血も行っております。1週間ほどで結果が出ます。ご希望の方は、お気軽にお声かけ下さいませ。

2021/02/08

皮膚やアレルギーのお悩みに当院が全力でサポートいたします。

皮膚の病気は誰でも経験することですが、それだけに放置したり民間薬などですませたりして悪化してしまうことがよくあります。

「皮膚疾患で病院は大袈裟」「こんな症状くらいでかかったら迷惑なんじゃ・・・」と思っている方にも「通って良かった」と思っていただけるよう、私たちは気軽に相談できる街のお医者さんを目指します。

さくら皮膚科スキンケアクリニック。ご予約・お問い合わせは03-3530-3001まで。
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