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口唇ヘルペス

[2020.05.04]

口唇ヘルペスとは?

口唇ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルスが原因となり、唇やその周辺の皮膚に小さな水疱(水ぶくれ)が生じる病気です。
単純ヘルペスウイルスに一度感染すると、一生涯体の中に生息し続けると考えられており、風邪やストレスなどの刺激をきっかけとして、繰り返し口唇ヘルペスの症状を引き起こします。

原因は?

単純ヘルペスウイルスには、1型と2型がありますが、口唇ヘルペスの多くは単純ヘルペスウイルス1型が原因です。
単純ヘルペスウイルス1型は乳幼児期に初めて感染することが多く、一度感染すると、神経節に潜伏し体内に一生涯ウイルスが存在することになります。
口唇ヘルペスによる症状があると、唾液や水疱の中にウイルスが大量に含まれていることがあり、周囲の人に感染が拡大することもあります。

どのような症状?

見た目では水疱がわからない初期の段階であっても、ぴりぴりした感じや痒み、熱感といった皮膚の感覚症状を唇の周辺に感じることがあります。こうした症状の数日後に、数mm程度の小さな水疱が口唇周囲に出現します。
また、口唇周辺に留まることなく、鼻や頬部の皮膚に水疱が生じることもあります。時間が経過すると水疱が破れ、最終的にかさぶたが形成されます。

治療方法は?

抗ヘルペスウイルス薬が使用されます。抗ヘルペスウイルス薬には、飲み薬、軟膏などがあります。水疱出現の前段階で治療介入したほうが、症状が軽くなることが期待できます。また、脱水を防ぐために、水分摂取や痛みに対する治療が必要となることがあります。

予防するためには・・・

ヘルペスの症状が現れやすいのは、疲労、風邪、その他ストレスなどの免疫力の低下により発症することもあるため、予防のため免疫力を上げることも大切です。日頃からバランスのとれた食事、とくにビタミン類を積極的にとることが大事です。また、飲酒、喫煙はビタミンを壊すこともあるため、過剰にとらないように気を付けましょう!
ストレスを感じたら無理をせずゆっくり休む時間をとり、不規則な生活にならないように心がけることも大切です

 

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