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鶏眼(うおのめ)とは?🐓

[2020.08.17]

鶏眼(うおのめ)とは?

皮膚が円形に硬くなり、中心に白い目のような芯ができます。これは、厚くなった角質がくさび形に皮膚の奥へ侵入するためで、文字通り「魚の目」のように見えます(医学的には「魚の目」ではなく鳥の目=「鶏眼(けいがん)」と呼ばれています)。
圧迫すると痛みがあります。足の裏に発症することが多いため、痛みのせいで歩行が困難になることもあります。

原因は?

皮膚の一定の部位に摩擦や圧迫といった機械的な刺激が繰り返し加わることで、皮膚の角層(皮膚の一番外側の層)が厚くなった状態です。
繰り返される刺激に対する皮膚の防御反応ともいえ、体重のかかる足の裏や足の指によくみられます。
足に合わない窮屈な靴、革靴やハイヒールといった底の硬い靴、素足に直接履くサンダルなどが原因となりやすいようです。
また、足裏の一部だけに体重がかかるような歩き方(歩き方のクセ)、長時間の歩行や立ち仕事なども誘因となります。

どのような治療をしますか?

歩行時の激しい痛みをとる必要があるため、楔状に食い込んだ角質を除去することが必要です。ドーナツ状の金属の器具で角質を削り取る処置を行います。

対処・予防法

足に合った靴を履くことが大切です。底の硬い靴ではなく、底の柔らかい靴を選びましょう。
一部分に圧や体重がかかりすぎる靴(ハイヒールなど)を避けたり、歩き方のクセがあれば、歩き方を見直してみましょう。
靴下を履いて、靴と足の摩擦が少なくなるようにしましょう。
痛みの軽減や再発予防に、市販のうおの目用パッド(ドーナッツ型パッド)が役立つことがあります。
痛みが強い場合や歩行に支障があるような場合には、早めに医療機関(皮膚科)に相談しましょう。

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