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毛虫皮膚炎について

[2021.08.23]

毛虫皮膚炎とは

毛虫皮膚炎とは、毛虫の毒に触れることで引き起こされる皮膚炎のことを指します。

数多くの種類の毛虫が、毛虫皮膚炎の原因となる可能性がありますが、毛虫の活動時期に一致して季節性があることも知られています。特に、毛虫の活動が活発になる4月から10月頃の発症が多いです。

毛虫皮膚炎は、ガーデニングやキャンプなどを通して屋外で活動をした際に毛虫の毒に触れることを原因として発症しますが、毛虫の体をおおっている毛の毒に触れて発症する毒針毛型と、毛虫の体の表面のトゲが刺さって発症する毒棘型に大別されます。原因となる毛虫としては、ドクガ、チャドクガ、モンシロドクガなどのドクガの仲間の幼虫を挙げることができます。

特に、チャドクガによる被害が最も多いことが報告されています。

症状

毛虫に触れた場所に一致して皮膚が赤くなり、同時にかゆみを伴うようになります。毛虫に触れてから症状が現れるまでは、数時間以上経過してからであることが多いです。

毛虫による影響は直接毛虫に触れた際に生じるのみならず、毛虫の毛が服に付着し、それに触れることで引き起こされることもあります。また、風にのった毛に触れたことで症状が現れることもあります。

毛虫皮膚炎による皮膚症状は、数日からなかには数週間程度持続します。かゆみが強いため、夜なかなか寝付けなくなってしまうこともあります。

 

痒みに対して外用薬や内服薬の治療を行うことで、症状を緩和することができます。いつでもお気軽に当院へご相談ください。

 

夏の木のイラスト

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