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アタマジラミについて②

[2020.11.16]

◎症状◎

アタマジラミによる症状は、おもにかゆみです。かゆみの程度は非常に強いこともあれば、あまり大きなかゆみではないこともあり、個人差があるといえます。これには、感染が生じている患者さんが抱える基礎疾患によっても変わります。

◎検査◎

しらみの診断は、しらみが寄生している頭皮や毛髪を詳細に観察することで行われます。頭皮や毛髪を観察することよって、卵が毛に付着している様子を観察することができ、拡大鏡によって成虫の有無を確認することも可能です。観察によって疑わしい成虫や卵が確認できた場合には、ピンセットで採取し、顕微鏡を使って確認することもあります。

◎治療◎

拡大鏡などでシラミが確認できた場合には、専用のシャンプーなどで治療を行います。

シラミの治療では、可能であれば髪の毛を短くしていただくこともあります。また、タオルなどを介して感染が拡大することもあるため、タオルの共有は避けることが重要です。環境中に存在するしらみは数日間生息することもあるため、汚染されたものの対応にも注意を払うことが必要です。具体的には、アイロンをかけて熱処理を行う、もしくはドライクリーニングを行うなど、衣類にも処理を施しましょう。

もし、気になる症状などありましたら、いつでも当院へご相談ください。

シャンプーハットのイラスト

 

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