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あかぎれについて①

[2021.02.22]

◆あかぎれとは?

湿度が低下すると、皮膚の水分は次第に蒸発し、カサカサし始めます。乾燥の初期症状として、かゆみを伴う「ひびわれ」が起こり、さらに乾燥が進むと、ひびわれが深くなって角層の下の真皮が破れた状態となります。この状態を「あかぎれ」とよびます。

あかぎれは一般的に寒く、乾燥した冬の時期に起こりがちで、慢性的な症状にもなりやすいと言われています。

◆あかぎれの原因は?

空気の乾燥や、生活の中で水に触れた後のケア方法によって引き起こされる皮膚の水分・油分・栄養不足が大きな原因となります。水仕事のほか、特に冬場は風邪予防のために手洗い・うがいを行う際、洗った手をよく拭かないと、手に残った水分の蒸発とともに、皮膚を保護している油分、さらに皮膚自身が持っている水分までもが一緒に蒸発して乾燥しやすくなります。加えて、手のひらや足の裏は顔の5倍以上の厚さの角層があり、皮脂が出にくいことも、原因の一つと考えられます。

 

手荒れ・あかぎれのイラスト

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