プラセンタ注射③
今回はプラセンタ注射の注意点についてのお話です☺
【注射部位】
通常腕に打ちますが、おしりに打つこともあります。
【注射頻度】
1週間~10日に一回程度の頻度で打ちます。
即効性がある注射ではなく、1か月半~2か月程度で効果を実感できる方が
多いと言われています。
【プラセンタ注射の併用は?】
現在国内には2種類のプラセンタ注射があり、
当院で使用している『ラエンネック』が肝障害、
メルスモン社の『メルスモン』が更年期障害の治療薬として
保険適応されています。
どちらも原料は同じですが、症状ごとに対象年齢や使用頻度・量が
異なるため、原則として併用することはできません。
内科や婦人科でプラセンタ注射を受けている場合や、
自費診療でメルスモン注射を受けている場合は必ずお申し出ください。
【輸血、献血、ドナー登録は?】
プラセンタはヒト組織・血液を原料とした製品にあたるため、
一度でも使用した場合は無期限に献血やドナー登録を行うことが
できません。
輸血を受けることは可能です。
すでにドナー登録している場合は登録保留扱いとなりますので、
骨髄バンクにご連絡ください。