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多汗症ってなに?④~注射編~

[2022.06.27]

原発性腋窩多汗症の治療薬としてボトックスを使用します。

ボトックスとはボツリヌス菌が作り出すA型ボツリヌストキシンという天然石タンパク質を有効成分とする薬です。

ボツリヌス菌毒素はボツリヌス菌が産生する神経毒素でA~G型の7種があり、この中でA型ボツリヌス毒素(BT-A)は最も効率よく交感神経から発汗の指令をだすアセチルコリンを抑制します。腋窩に2cm間隔で局所注射しますと2,3日~2週間程で汗の量が減少し、通常4~9ヶ月間持続します。

 

 

こちらは、汗を出せと命令する物質を少なくして、汗を出にくくするということです。

 

1回注射してしまうと効果が長く続きますが、その反面女性ですと2回の月経が来るまで、男性は3か月避妊の必要があります。

また、脇に10~15か所程度注射することになるため注射時の痛みがあります。

(希望者には別途料金がかかりますが塗る麻酔があります。)

 

※喘息などの呼吸器の病気や、重度の筋力低下のある方、筋肉の委縮のある方、緑内障のある方は主治医にご相談下さい。

 

皆さんいかがでしたでしょうか?

脇の汗でお悩みの方、保険診療治療ができますのでご相談ください。

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