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「乾癬」ってなに?

[2023.03.06]

こんにちは!3月に入り暖かい日も増え春の陽気になってきましたね🌸🌸

 

突然ですが!皆さん

「乾癬」という皮膚の病気を知っていますか?

乾癬は、日本に約40万人強の患者さんがいるといわれる皮膚の病気です。その名前から感染すると誤解されることがありますが、他人にうつることはありません。

乾癬治療は良くなったり悪くなったを繰り返して長期化することも多く、治療は多岐にわたり複雑化しています。

 

🟧乾癬の症状

乾癬は原因不明の慢性皮膚病の一種です。

乾癬になると、身体のあちこちに白いフケのようなものが(鱗屑:りんせつ)がついたり(図1)、皮膚が赤く腫れる紅斑(図2)が出ます。かゆみや関節の痛み、膿を持った皮疹(膿疱:のうほう)等の症状を認める場合もあります。

図1図2

 

 

🟩乾癬の問題点

乾癬の患者さんは、顔や頭部、手や爪などの目につきやすい場所に皮疹が現れたり、関節炎が起こって腫れや痛み、変形などの外見の変化や機能の制限をきたす場合があります。

こうした状況は、患者さんのQOL(精神面や社会生活面での生活の質)を著しく障害し、その程度は心疾患、糖尿病やがん以上とする報告もあります。また乾癬の患者さんは、メタボリック症候群、心血管疾患、高血圧、糖尿病等を合併している頻度が高いといわれており、皮膚だけではなく、全身の疾患とされています。

 

 

🟨乾癬の治療

乾癬の治療法は「外用薬(塗り薬)」「光線療法(紫外線照射)」「内服療法(のみ薬)」「生物学的製剤(注射または点滴)」の4つに大きく分けることができ、皮膚の状態や患者さんの希望に合った治療を行います。

 

乾癬の治療法の中でも「生物学的製剤」の治療は日本皮膚科学科で承認を受けた病院やクリニックでしか受けることが出来ません。

当クリニックはその乾癬分子標的薬使用承認施設です。ぜひ乾癬治療にお悩みの方は一度当クリニックにご相談下さい。

 

 

参考:日本皮膚科学会HP

 

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