医薬品副作用被害救済制度について

医薬品副作用被害救済制度とは


医薬品を薬剤師・登録販売者の指示通り、または薬の添付文書やパッケージに記載されている説明書きの通りに使用したにもかかわらず、以下のような被害が大きい副作用が発生した場合に医療費などが給付される制度です。
①入院を必要とする
②日常生活が制限される程の障害がおこった
③死亡

医薬品の対象は処方薬から市販薬まで含まれる

制度を受けることができる対象となる薬は、病院で処方される処方薬だけではなく、ドラッグストアやオンラインショップなどで購入可能な市販薬まで含まれます。
ただし、注意しなくてはいけないのが厚生労働大臣の許可を受けた医薬品及び再生医療などの製品であることです。
日本で認可のおりている医薬品のみが対象となり、日本で認可外となっている医薬品や個人輸入業者が取り扱っている海外製の医薬品などは制度の対象外となります。
また、農業用薬品や工業用薬品を使用した場合の健康被害などについても医薬品とは異なるため、制度の対象外となります。

救済制度の対象外になる場合

医薬品を使用し、重篤な副作用が発生した場合でも、副作用救済給付の対象外となり、制度を利用できない場合があります。副作用救済給付の対象にならない場合は次のとおりです。
1、法定予防接種を受けたことによるものである場合
(任意に予防接種を受けたことによる健康被害は対象になります。)
2、医薬品等の製造販売業者などに損害賠償の責任が明らかな場合
3、救命のためやむを得ず通常の使用量を超えて医薬品等を使用したことによる健康被害で、 その発生が予め認識されていた等の場合
4、がんその他の特殊疾病に使用される医薬品等で厚生労働大臣の指定するもの (対象除外医薬品)等による場合
5、医薬品等の副作用のうち軽度な健康被害や医薬品等の不適正な使用によるもの等である場合
6、副作用や障害の程度が軽い場合や請求期限が経過した場合
7、その他、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会で給付の対象にならないと判定された場合

 

 

2020/02/17

アトピー性皮膚炎について②

前回に続いて、今回はアトピー性皮膚炎の治療についてお話したいと思います。

アトピー性皮膚炎の治療
アトピー性皮膚炎治療の重要性
アトピー性皮膚炎の症状である「痒み」によって夜十分に眠れないと、身長の伸びが悪くなったり、学校生活で本来の力を発揮できなくなってしまったりすることがあります。顔に症状がある場合には、白内障や網膜剥離といった眼の合併症のため視力に影響が出ることがあります。ご家族の負担や心労も大変大きいものです。適切な治療を早期に行うことによってこのような影響を防ぐことができます。
アトピー性皮膚炎治療の3本柱
アトピー性皮膚炎の治療は、①スキンケア ②薬物療法 ③悪化要因の対策の3つが治療の基本となり、どれも欠かすことができません。正しい治療を行うことで症状をコントロールして、湿疹などの症状が出ない状態にすることができます。
治療の実際
標準的治療の①スキンケア(皮膚の清潔を保ち、うるおいのある状態を保つこと)②薬物治療(皮膚の炎症を抑える治療)③環境整備(環境中の悪化因子をみつけ、可能な限り取り除くこと)の三本柱を中心にした治療により、「寛解導入(症状を改善させ湿疹のないすべすべのお肌にすること)」を行います。

薬物療法の副作用について
ステロイド外用薬の副作用については、「免疫抑制」、「成長障害」、「糖尿病」などを聞いたことがあるかもしれませんが、これらは、外用(塗る)ではなく全身投与(内服や注射)で使用した場合のものです。
また、ステロイド外用薬の使用で皮膚に色素沈着(黒ずんだ色調になること)が起こるのではないかと心配される方も多いのですが、これは薬剤の副作用ではなく皮膚の炎症が長く続いたことによるもので、湿疹の治療により改善します。
ステロイド外用薬を長期に使用すると皮膚が薄くなったり、にきびなどの局所的な副作用が出現したりすることがありますが、薬の使用方法を患者さんの状態に応じて調整することで、このような副作用を回避します。このためにはスキンケアや環境整備により、アレルゲンや汗などへの対策を十分に行って悪化要因を減らしていく努力も欠かせないのですが、着実に薬剤を減らしながら湿疹のないお肌を維持できるようにします。

 

アトピー性皮膚炎でお悩みの方は気軽に相談にいらしてください。お読みいただきありがとうございました。

2020/02/10

アトピー性皮膚炎について①

今回はアトピー性皮膚炎についてお話したいと思います。

アトピー性皮膚炎ってなに?
アトピー性皮膚炎とは、かゆみのある湿疹が、慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。アトピー性皮膚炎では、皮膚の“バリア機能”(外界のさまざまな刺激、乾燥などから体の内部を保護する機能)が低下していることが分かっています。そのため、外から抗原や刺激が入りやすくなっており、これらが免疫細胞と結びつき、炎症を引き起こします。また、かゆみを感じる神経が皮膚の表面まで伸びてきて、かゆみを感じやすい状態となっており、掻くことによりさらにバリア機能が低下するという悪循環に陥ってしまいます。

 

湿疹の特徴
・赤みがある、じゅくじゅくして引っかくと液体が出てくる、ささくれだって皮がむける、長引くとごわごわ硬くなって盛り上がる、左右対称にできることが多い
・おでこ、目のまわり、口のまわり、耳のまわり、首、わき、手足の関節の内側などに出やすい

ご家族にアトピー性皮膚炎や喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎、食物アレルギーなどの人がいる場合、その体質を受け継いで、やはりアレルギーを起こしやすくなることがあります。また実際にご本人がそういう病気をわずらったことがある場合も、アレルギーを起こしやすい体質と考えられます。このような体質のことをアトピー素因と呼びます。

皮膚は、表面の皮脂膜やその下の角質細胞、角質細胞間脂質などがバリアの役割を担っており、外からの物質の侵入や水分の蒸発による皮膚の乾燥を防いでいます。アトピー性皮膚炎では、これらの「皮膚のバリア機能」が弱まっているため、外からの異物が容易に皮膚の中まで入りこみやすい状態になっています。「皮膚のバリア機能」はもともとの体質もありますが、皮膚を引っかいたりこすったりといった物理的な刺激や、汗、石鹸、化粧品、紫外線などによっても低下します。

 

アトピー性皮膚炎の悪化要因

アトピー性皮膚炎を悪化させる要因は、1つの要因だけでなく、以下のような様々な要因が重なり合って起こることが多いため、これらの悪化要因の対策を行うことも治療を行う上で大切なことになります。

悪化要因の例

・ハウスダスト(花粉、かび、糸くず、動物のふけ、砂ぼこりなど)

・皮膚への物理的な刺激(ひっかく、こするなど)

・化学薬品(化粧品、香水など)

・汗、皮膚の汚れ、紫外線

・ストレス

次回はアトピー性皮膚炎の治療についてお話したいと思います。

 

2020/02/03

よくある爪のトラブル😫👣 ひょうそについて ②

前回に引き続きひょうそについてお話していきます❢

Qどんな検査・診断をする?
診断は、自覚症状や皮膚の変化をもとにしてなされます。
原因となっている病原体を特定するため、膿を用いて顕微鏡で病原体を観察するグラム染色や、病原体を増やす培養検査を行うこともあります。特に培養検査で菌が特定された場合には、抗生物質の効きを評価する感受性検査も同時に行うことができます。これらの検査は、治療にあたりどのような抗生物質を使用するのがよいか判断する際にも有益な情報です。
ひょうそでは、骨髄やリンパへと炎症が波及することもあります。周囲への炎症反応の波及状況をより正確に判定するために、レントゲン写真やMRIなどの画像検査を行うことも検討されます。
Q治療法は?
原因となっている細菌に対して効果のある抗生物質によって治療を行います。なかには抗生物質に対して耐性(薬に対して抵抗力を持ち、薬が効かないこと)を示すものもあるため、感受性検査の結果をもとにより適切な治療薬への変更も考慮します。
軽度であれば、手をやや高めに挙げて局所の安静を図りつつ、内服の抗生物質で治療効果を得ることができます。しかし、病変が強く、内服薬では充分な治療効果を得ることが難しい場合もあるため、点滴を用いてより多くの抗生物質の投与を検討することもあります。
また膿が局所に留まっている場合は、切開排膿を行うことが検討されます。
ひょうそを放置すると、指先に感染が限局せずに骨やリンパ、腱などへと広く炎症が波及する恐れがあります。狭く限られた空間で発症する病気であり、炎症の波及もとても早い経過で生じることがあります。炎症が波及すると治療経過がより複雑化する可能性も出てくるため、ひょうそが疑われる指先の痛みや発赤、腫脹などを見る際には、より早期に医療機関を受診することが必要です。

ひょうそかな?と思ったらまずは皮膚科にご相談ください

2020/01/20

よくある爪のトラブル😫👣 ひょうそについて ①

今回は爪のよくあるトラブル“ひょうそ”についてお話します。

Qひょうそって何?
ひょうそとは、指先に生じる感染症のひとつです。
発症すると、指先が赤く腫れ上がり、強い痛みを伴うようになります。膿が形成される病気であり、炎症が骨にまで波及して骨髄炎を起こすこともあります。
ひょうそを放置すると、感染が周囲組織へと広がることも考えられます。そのため痛みを伴うような皮膚病変が指先にみられる場合は、早期の段階で医療機関を受診することが大切です。

Q原因は?
ひょうそは、指にできた擦り傷や切り傷、指しゃぶりによる皮膚の損傷など、正常な皮膚が破壊された場所に細菌が入り込むことから発症します。
具体的には、指にできた傷口から黄色ブドウ球菌や連鎖球菌など皮膚に存在する細菌が入り込み、炎症反応が引き起こされることで発症に至ります。また爪周囲の炎症が波及してひょうそを発症することもあります。
ひょうそで生じる炎症は、指先の裏にだけ現れるとは限りません。特に無治療のまま放置すると炎症反応が周囲組織へと波及し、骨髄炎やリンパ管炎などが発症するリスクも伴います。

Qどんな症状?
症状としては、急速に発症する指先の痛みが挙げられます。
痛みの性状は強く、ドクンドクンと拍動するように感じることもあります。痛みに加えて指先の腫れや赤みなども伴います。腫れは基本的には指先に限り、関節を超えて身体の近い方向に広がることはありません。また、ひょうそでは膿がたまることがありますが、自然に排膿されることもあります。
ひょうそが生じる部位は、骨に近いため骨髄炎が続発することもあります。さらにリンパ管にのって炎症が広がるとリンパ管炎を発症することもあります。この場合には、リンパの流れに沿った赤みの広がりがみられます。

次の投稿では、検査・診断・治療法についてお話したいと思います❢

2020/01/14

AGAについて

AGA(男性型脱毛症)とは‥

人の髪の毛は、「成長期」→「退行期」→「休止期」という3つの期間を繰り返します。これをヘアサイクル(毛周期)と呼びます。成長期は2~6年間あり、その間に髪は太く長く成長します。
そして成長が終わり退行期に入り、休止期を迎えて髪の毛は抜け落ちます。髪が抜けた毛根は再び成長期に入り、新しい毛が太く長く成長をします。
AGAが発症すると、通常は2~6年の成長期が数ヶ月~1年程度と大幅に短くなります。その結果、AGAの人の髪の毛は十分な太さ・長さに成長する前に抜け落ちてしまいます。
生えている髪の毛は細く短い軟毛が多くなり、頭皮が透ける、ボリュームがなくなるといった状態になります。
AGA(男性型脱毛症)の発症は、男性ホルモンと深く関わっています。人間の体内にはテストステロンという男性ホルモンがありますが、このテストステロンは5αリダクターゼという酵素により、ジヒドロテストステロン(DHT)に変化します。DHTが毛乳頭細胞にある男性ホルモンの受容体と結合すると、毛母細胞の成長が抑制されてしまいます。
5αリダクターゼには1型と2型があります。
1型5αリダクターゼは側頭部や、後頭部の皮脂腺に、2型5αリダクターゼは前立腺、前頭部、頭頂部の毛乳頭にあります。2型5αリダクターゼが毛乳頭にあることが、薄毛や抜け毛の原因であることがわかっています

◎プロペシア

プロペシアは萬有製薬株式会社(現MSD社)が開発した薬で、2005年に発売されています。
主成分はフィナステリドで、AGAの原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)を抑制する効果があります。
●DHT(ジヒドロテストステロン)の抑制
DHTは、強力な男性ホルモンの一種で、テストロンに5αリダクターゼが結びつくことで誕生します。
このDHTですが、発毛に関わる毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体と結合、髪の成長を阻害してしまいます。そのため、髪の成長期が短く、退行期に簡単に抜毛してしまうようになってしまうのです。
AGAの原因であるDHTを生成するのに必要不可欠な5α還元酵素を阻害することでDHTの生成を抑制します。これにより成長期が長くなり、細くなった髪の毛にコシが生まれ、休止期にある毛穴から毛髪が成長するため、AGA改善の効果が期待できます。
ヘアサイクルを考えると、一般的に半年~1年ほどで効果を実感できます。

◎ザガーロ

2016年6月に発売された新しいAGA治療薬です。ザガーロに含まれるデュタステリドには、5αリダクターゼを阻害する作用を持っているため、ヘアサイクルをスムーズにする効果があります。男性ホルモン作用が原因の 男性型脱毛症(AGA)が改善されて成長期の期間を伸ばします。
また、1型と2型の両方を抑制することで効果を発揮します。したがって、ザガーロにはテストステロンをジヒドロテストステロンに変化させず、ヘアサイクルを守る効果がある薬、と言えます。

ミノキシジル
ミノキシジルとは、リアップシリーズの発毛剤の主成分で、壮年性脱毛症における「発毛」と「脱毛(抜け毛)の進行予防」の効果が認められています。また、ヘアサイクルの変化により小さくなった毛包に働きかけ、大きく深く成長させることにより、細く軟毛化した毛髪を太い毛に成長させます。毛髪の成長をつかさどる毛包を大きく、深くするミノキシジルの作用をディープグロース効果と呼んでいます。

2019/12/23

冬にも多い!?子供のあせも(汗疹)

あせも(汗疹)といえば夏に多いイメージですが、冬でも汗疹のお子さまは多くいらっしゃいます。

〇汗疹とは??
子どもや赤ちゃんは体温が高く新陳代謝が活発なため、一般的な成人の2~3倍も汗をかくと言われています。
また、汗腺が十分に発達していないため、分泌された汗が汗腺に詰まりやすい状態になっています。
汗の出口がふさがることで外に出せなくなった汗は、皮膚の内側にたまり炎症を起こしてしまい、これが汗疹と言われております。
冬は寒さ対策で部屋を暖め過ぎたり、厚着のさせ過ぎが汗疹の大きな原因となっています。
〇汗疹を予防するには??
★暖房の効きすぎに注意
赤ちゃんにベストな冬の室温は、大人が少し涼しいと感じる20~23度と言われています。
手足も余分な熱を逃がしているため、室内では靴下を脱がせましょう。
★肌着は、汗をよく吸うものに
厚着をし過ぎないようにして、吸湿性の高い衣類を選びましょう。また、皮膚を清潔に保つために汗をかいたらこまめにタオルで拭きましょう。
赤ちゃんの洋服の枚数は「大人と同じか1枚少なめ(新生児のころは大人より1枚多め)」がベストです。
★保湿をしっかりと行う
乾燥した肌はバリア機能が弱まってしまうため、肌トラブルがおこりやすくなります。
特に入浴後や汗を拭いたあとは、水分が蒸発しやすい状態となっているためしっかりとしたケアが必要です。

当院オススメの保湿剤についてはこちらから♬

〇汗疹ができてしまったら
早めに皮膚科を受診し、必要に応じて塗り薬や、かゆみ止めの飲み薬を処方してもらいましょう。
汗には、身体の熱を放出させて体温を下げるという大切な役割がありますが、汗をかいたままにしておくと、汗疹やアトピーの悪化などの皮膚トラブルにつながります。
赤ちゃんは大人が思っている以上に暑がっています。しっかりと汗のケアをしてあげましょう♪

2019/12/16

季節の変わり目と保湿剤✨

気温も下がり肌寒い日が続いていますが、急な寒暖差で体調を崩されてはいないですか??
寒くなるとともに、肌の乾燥も気になるところです。
乾燥した空間にいることで知らず知らずのうちに皮膚が乾き、角質がもろい状態になり肌の水分の蒸発を防げず、外部の細菌から皮膚を守るバリア機能が低下していきます。
また、乾燥が進むことで皮脂が過剰に分泌されてしまい肌にベタつきがでてきます。
保湿剤を使い、乾燥対策をすることで皮膚トラブルを防ぐことができます♪

★乾燥の予防方法
肌への水分補給をしっかり行うことでベタつきは抑えられます。
しっかり水を飲んで水分を補給する事も重要ですが、肌を直接保湿してあげることが一番重要です。

★クリニックで処方できる保湿剤
当院で処方している保湿剤の一つに「ヘパリン類似物質」と呼ばれる成分が入ったお薬があります。
赤ちゃんからお年寄りまで年代を問わず使用する事ができます。
またアトピー性皮膚炎など、皮膚の疾患があっても使用する事ができます。

保湿剤の形状
クリーム・ローション・スプレー・泡状と様々です。
例えば夏場はベタつかないようにローション、冬場は浸透力や持続力の高いクリームにするなど、肌の状態、用途や使用感によって使い分ける事ができます。

またグラファの*モイスチャーキープミルク*という保湿剤も自費商品にございます!
詳しくは✽こちら

2019/12/02

疥癬について

今日は疥癬(かいせん)についてお話します❢
*疥癬とは⁇

ヒゼンダニ(疥癬虫)が皮膚の角質層に寄生することにより生じる皮膚感染症です。人から人へ感染し、介護を必要とする家族内での感染や老人ホームでの感染がよく知られています。
一度感染すると、1か月程度の潜伏期間を経て強いかゆみ赤い発疹が起こります。疥癬の治療は、イベルメクチン(内服)や外用薬はオイラックス(別名:クロタミトン)が広く使われています。

*原因
疥癬はヒゼンダニが皮膚の角層に感染することで発症します。ヒゼンダニの成虫は大きさ0.2~0.4mmで、角層内部で産卵し、繁殖します。感染後すぐには症状が現れません。感染してから4~6週間かけて多数のダニに増殖し 、その虫体・脱皮殻・糞がアレルギー反応の原因となり、激しいかゆみが始まります。
ヒゼンダニは疥癬の患者さんとの直接のスキンシップで感染するほか、衣類、寝具類などを介して感染することがあります。

*どんな症状⁇
疥癬の症状は、激しいかゆみです。このかゆみは、夜間に特に強くなるという特徴があります。ただし、高齢者や角化型疥癬の患者さんではかゆみの訴えが少ない場合もあります。かゆみの症状は、ダニに対するアレルギー反応が引き起こしていると考えられています。
ヒゼンダニに感染してから1か月程度の潜伏期間を経てかゆみや発疹が生じます。赤い丘疹が、指と指の間・首筋・腋の下・手首・下腹部・尻・陰部などに現れます。特に指間、指、手掌、手首、足などに現れる線状の発疹(疥癬トンネル)は、メスのダニが角層内を卵を産みながら移動することによるものです。男性の場合は性器の陰嚢部などに硬いしこり(結節)が目立ちます。

★接触感染しないようにするには、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか??
①身体介護をする際は手洗いの徹底をしましょう。
②洗濯は、50℃で10分間熱処理後洗濯するようにしましょう。洗濯後に乾燥機を使用します。
③掃除は、粘着シートなどで落屑を回収後、掃除機で清掃しましょう。
④入浴は疥癬の患者さんが最後とし、入浴後は浴槽や浴室の床や壁を綺麗に洗い流しましょう。

疥癬かなと感じたら、お早めに皮膚科にご相談ください

 

2019/11/25

アレルギーついて💉

今回はアレルギーについてお話します♪

まず、アレルギー疾患において原因となるアレルゲンを正確に特定することは非常に重要です。
なぜなら、喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎/結膜炎では原因アレルゲンの除去・回避(セルフケア)薬物療法、食物アレルギーでは原因食物を食べないこと(食物除去)が原則だからです。

表示義務のあるアレルギー項目(7品目)…卵、乳、小麦、落花生、エビ、そば、かに
表示推奨の食品(20品目)…いくら、キウイフルーツ、くるみ、大豆、バナナ、やまいも、カシューナッツ、桃、ごま、サバ、鮭、いか、鶏肉、リンゴ、まつたけ、あわび、オレンジ、牛肉、ゼラチン、豚肉

また、花粉には交差抗原性というものがあります。
例えばヒノキ科(スギ・ヒノキ)のアレルギーのある方は、ナス科(トマト)などもアレルギーが出る可能性が高いということです。
スギやヒノキとトマトではなんの関係もないように思えますが、これらは実はたんぱく質の構造が似ているのです

このような相互に関係している例をいくつか挙げてみます。
*イネ科(5~9月)ウリ科(スイカ、メロン)、ナス科(トマト、じゃがいも)、マタタビ科(キウイ)、ミカン科(オレンジ、みかん)、マメ科(ピーナッツ・落花生、その他の豆類)、ナス科(トマト)、穀物(米、小麦)など。
*キク科(ヨモギ)セリ科(セロリ、ニンジン)、ウルシ科(マンゴー)、スパイス(コリアンダー、クミン、マスタード)、ナス科(じゃがいも、トマト)、マメ科(ピーナッツ・落花生、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ)、栗、カモミール、レタスなど。
*キク科(ブタクサ)ウリ科(スイカ、メロン、カンタローブ、ズッキーニ、キュウリ)、バショウ科(バナナ)、マタタビ科(キウイ)など。

*ごまナッツ類、ライムギ、キウイなど。
*ラテックス(ゴム製品)キウイ、バナナ、アボカド、栗、パパイヤ、マンゴー、パッションフルーツ
*ダニカニ、エビ、イセエビ、シャコ、フジツボ、ロブスター、ザリガニ

また、当院ではアレルギー疾患において原因となりやすい項目を一度に調べることができる*view39*という検査も行っております。

アレルギー検査view39ビュー39桜新町皮膚科クリニックアレルギーチェック
普段の生活の中で、アレルギー症状は出るけれども特に思い当たる要素がない…という方にはこちらの検査をおススメします

2019/11/19

皮膚やアレルギーのお悩みに当院が全力でサポートいたします。

皮膚の病気は誰でも経験することですが、それだけに放置したり民間薬などですませたりして悪化してしまうことがよくあります。

「皮膚疾患で病院は大袈裟」「こんな症状くらいでかかったら迷惑なんじゃ・・・」と思っている方にも「通って良かった」と思っていただけるよう、私たちは気軽に相談できる街のお医者さんを目指します。

さくら皮膚科スキンケアクリニック。ご予約・お問い合わせは03-3530-3001まで。
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